歴史的にも、和洋折衷菓子として親しまれるカステラ。その伝統と革新の精神を現代に受け継いでいるのが、「銀座文明堂」だ。中でも“特撰五三カステラ”は、江戸時代に“大極上品”として頂点を極めた“幻の味”を再現した逸品。原料には、従来の分量より3割増しの卵黄と、四国特産の和三盆糖、英国産のコッツウォルド・ハニーを使用。熟練した職人の中でも、数人しか作れないという最高の技術で焼き上げられたカステラは、しっとりとコクのある味わいだ。
銀座五丁目店のラウンジには、ここでしか味わえない限定品もそろっている。その1つが“銀座和パフェ”。わらび餅をラング・ド・シャでサンドし、黒豆、黒豆餡、抹茶のアイスクリームなどが添えられている。
青山の「AO Café」は、抹茶、煎茶、ほうじ茶をさまざまな形で提案する、新しいスタイルの和カフェだ。作法をはじめとする、昔ながらの形式にとらわれることなく、単純においしいと感じるものを大切にしたメニューを展開している。その中でも、日本で唯一という抹茶専用のディスペンサーを使ったドリンクメニューが好評。オーダーを受けてから茶葉を挽くため、いつでも挽きたてが味わえるのが魅力。スイーツやフードメニューも充実している。
定番の抹茶ラテ、抹茶オレンジをはじめとして、グリーンティーライム&ソーダや抹茶バナナミルクなど、種類は豊富。なめらかな食感とさっぱりした後味の“ゆず抹茶ブリュレ”は、注目が集まる新感覚のスイーツ。