「ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション」は、フランス料理の巨匠ジョエル・ロブションが提案するエレガントなカフェだ。赤と黒を基調とした店内の壁面には、11万個ものスワロフスキークリスタルが輝く。コンビビアリテ(懇親性)をコンセプトとし、カウンター席はゲストとパティシエが気軽にコミュニケーションできる造りになっている。デザートは、オーダーを受けてからひとつずつ丁寧に仕上げる“レストラン・デセール”というスタイルで提供される。
“ラトリエ風ミルフィーユ 天使の髪を紡いで”は、フレッシュバニラを使ったマスカルポーネのクリームと、オーブンでサクッと焼き上げたカダイフの食感が楽しめる。デザートのほかにも、タルティーヌなどの料理メニューもある。
フィレンツェの伝統的な建築を施したオープンカフェ「カフェ・ミケランジェロ」は、奥の「リストランテ・アソ」と同時に97年にオープンした。大きなケヤキの木がある中庭で、木漏れ日の中静かなティータイムを過ごすのも良さそうだ。ケーキとポットサービスの紅茶のセットは900円で、 アルコールなどのドリンクメニューも充実している。店内は愛犬と一緒に利用することもできるので、お散歩ついでに立ち寄るのも良い。
おすすめのメニューは、ランチセット“フォカッチャのサンドイッチセット”だ。バスケットに入ったフォカッチャのサンドイッチと、パンナコッタ、スープがセットになっている。中庭で食べると、ピクニック気分が味わえそうだ。