和菓子の老舗「とらや」が、和洋の垣根を越えた新しいスイーツを提供するカフェとしてオープンしたのがこのお店だ。コンセプトは“とらやが作るもうひとつのお菓子”。あんことの相性を活かして、チョコレートを組み合わせるなど、新しいスイーツに心が和まされる。豆乳や玄米粉など、ヘルシーな食材を取り入れたメニューには、洗練されつつもどこか懐かしさを感じる味わいがある。店内は、茶室をイメージしたシンプルでモダンなインテリアとなっている。
“豆乳とあずきの葛ゼリー 抹茶ソース”は、ゼリーの下にとろりとなめらかな食感のあんペーストが隠されている。とらやのあんこの味わいは、さすがに美味だ。ヒルズ散策の一休みに、ぜひ立ち寄りたい。
すべての席から東京タワーやレインボーブリッジが一望できる「BREEZE OF TOKYO」は、丸ビルの最上階にある、大人のカフェだ。パティシエの経験もある古賀哲司シェフこだわりのスイーツは秀逸。天候なども踏まえて考えだされるシェフの料理は、有機栽培の新鮮な素材を基本とし、ランチコースはお値段3,990円から。最後までおいしくいただけるメニュー構成となっている。東京全景を見渡せる人気の窓際席は、予約をしてから出かけたい。
人気のメニューの“デザート3種の盛り合わせ”は、洋菓子の定番ブリュレや、蕨餅を添え白胡麻と黒胡麻で仕上げたブラマンジェなど、懐かしくも新感覚の日替わりメニューで提供される。